三重県桑名市の神社で神前式・和婚・神社結婚式 春日神社(桑名宗社)|THE KASUGA

2022.08.08ブログ

石取祭が3年ぶりに開催されました

皆様こんばんは。いつもTHE KASUGAブログをご覧いただきありがとうございます。

今日の桑名は雨が降ったり、急に晴れ間が出て暑くなったりと慌ただしい空模様でした。

さて今日は3年ぶりに開催されました、《石取祭》をご紹介出来ればと思います。

石取祭とは、桑名神社の大祭である前期桑名祭(比与利祭)の中の一神事であったのですが1750年代に分かれたものになります。比与利というのは、この祭りを行うにあたり桑名市南郊の町屋川へ行き禊祓石を運ぶ途中「ヒヨウリ、ヒヨウリ」っと笛を吹き謡ったことから、ついに比与利祭と言われるようになったそうです。

石取祭には諸説ありますが、桑名市南郊の町屋川から徳川初期氏子の人たちが七月七日から十七日まで毎日川へ行き、新しい俵に栗石を集め、小さな車に載せて鉦や太鼓を打ち鳴らし、夜になると提燈を灯し神社へ参り、神前へ奉納しました。この「小さな車」が石取祭車の始まりです。その後、祭車も大きく美しくなり、明治・大正・昭和かけて発展を続けてきました。祭車の中には百数十年を経たもの、高村光雲、立川和四郎富重、井尻翠雲といった彫刻師により彫刻を施されてもの、祭車に漆を塗ったもの、天幕に図柄を描いた豪華なものもあり、芸術的価値を高く評価されているばかりでなく、その時代を生きてきた人々の想いがこもっており、石取祭の歴史を物語るうえでも十分な価値があると思われます。

近年では「ユネスコ無形文化財」にも登録され、天下の奇才、日本一やかましい祭りとして広く伝わり始めています。

毎年、八月第一日曜日に本楽、前日を試楽として行っております。

まだご覧になったことがない皆様は良ければ来年遊びにいらしてください。桑名の夏を堪能できると思いますよ。

《ずっと在り続ける場所》

《家族と紡ぐ時間》

-伊勢神宮へ続く 桑名はじまりの神社-

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