2022.07.24ブログ
神前式の衣裳
皆様こんばんは。いつもTHE KASUGAブログをご覧いただきありがとうございます。
神前式と言えば「白無垢+カツラ」のイメージの方が多いかもしれません。また、和装しかきれないのかな?と疑問を持たれる新婦様も多くいらっしゃいます。
今日は、そんな神前式の衣裳についてお話しようと思います。
現在の神前式の始まりは前回のブログで述べたように大正天皇の婚儀より次第に日本中に広がっていきました。その時は白無垢姿に文金高島田(大きな特徴は根元を高く仕立てた島田髷の一種で比較的に早くから誕生し、最も格式が高い物と言われてます)が主流でした。
神前式でお召しになる衣装には意味がありまして、
式=白無垢には“無垢な気持ちで貴方のもとへ嫁ぎます”と真っ白な状態と気持ちで嫁ぐ姿を現しております。
披露宴=色打掛には“貴方色に染まります”と意味を込め、色直しをしておりました。
現代では衣装に関する取り入れ方も自由度が増し、洋髪に綿帽子や普段着でオシャレを楽しむように
「半衿」「5点セット」「差込衿」「掛下」などをアレンジして自分好みに彩る方も増えております。
一生に一度の結婚式。最初のステップである衣裳合わせも楽しんでもらえると嬉しいですね。
《ずっと在り続ける場所》
《大切な家族と紡ぐ時間》
-伊勢神宮へ続く 桑名はじまりの神社-
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